ナイキのダンクはなぜ人気を高めたのか

解説

あけましておめでとうございます!

新年からだいぶたってしまいましたが、本日はジョーダン1ボルトの発売でしたね!

2021年になって最初のジョーダン1新モデルでしたが、皆さんは参戦しましたでしょうか?

それにしても、今年もどんどん新作が発売になります。

さて、今回は、最近とても顕著な、ナイキのダンクの人気について考察します。

◆いつからダンクはこんなに人気になったのか?

ナイキのダンク。そもその、このダンクという名前ですから、バッシュからスタートしたのではないかと思われますが、調べてみました。

Wikipediaによると

1980年代半ばの全米大学バスケットボールリーグの隆盛を背景に、スクールカラーでアッパーを配色したナイキダンクが誕生する。

白ベースが主流だった当時の選手の足元でナイキダンクはチームモデルの意義を唱えた。生産終了後はスケートボーダーやヴィンテージコレクターの間で支持され、1999年には復刻版が登場する。

以来、オールドスクールなキックスから多種多様なバリエーションを増殖し、スケート仕様のナイキダンクプロSBと共にコラボレーションも加速する内、いよいよ不動の人気を確立した。ナイキダンクはいまやスニーカーカルチャーを象徴する存在として世界各国で広く親しまれている。

ということでやはりバッシュからスタートしてますね。

米国の大学のカラーを反映しているのは、今でもそうですね。

そこから、Lowが展開されると、スケート用のシューズとしての人気も加熱しました。

最初の、バッシュ時代の人気もまあまああったと思うのですが、

Lowの登場により、ハイカットはバッシュ、ローカットはスケート、という、ワンブランドで2種類のスポーツに根ざしたのは稀有なのではないかと思います。

これにより、バスケ好きとスケート好きを掴んだと言えそうですね。

もちろん、スポーツに根差すと言うのは、ある種建前で、ベースのデザインがしっかりしているため、おしゃれスニーカーとして基本的には買われているわけですが、、、

逆にダンクでバスケをやるとか、スケートをやるためにダンクを買うと言う人の方が少ないとは思いますね。

◆ナイキのジョーダンブランドに比べて安い

これは地味に効いてい流のはないかと思います。

最近のスニーカーは高いです、ジョーダン1は、税込でほぼ2万円が定価ですし、ジョーダン1以外になると、ジョーダンブランドのスニーカーは2.5万円くらいがベース。

おじさん世代が趣味で集めるには、そこまで金額に拘らないし、

そもそも定価で買えるのであれば、安い、と言う意見もあるかもしれませんが、

一方で、こうした値段設定は、若者を拒絶している部分はあると思います。

そういうニーズを救うために、ダンクの価格はおおよそ定価で1.5万円程度としており

なかなか定価で手に入らないのが現実ではありますが、

低価格の部分を補う存在、とも言えますね。

◆ナイキSBとの連動性

上記の2つの視点を合わせた意味で、ブランドのラベリングはさすがナイキ、と言う感じがします。

ナイキSBはつまりスケートボード、なのですが

このブランドでスニーカーやアパレルを展開しています。

そしてダンクは、ここにも多少関連してくるということですね。

アパレルにおけるナイキSBはやはりジョーダンのアパレルに比べ若い世代をとる、安価な設定です。ナイキSBを通して、次はダンク、と言う発想が生まれる部分はあるのではないでしょうか。

◆自由なデザイン

ジョーダンに比べると、安いダンクですが、デザイン面ではジョーダンに比べて自由度が高いと思われます。

これがダンク?と言うようなデザインも近年よく出てきますね。

例えばスウッシュが小さい、大きい、というようなブランドの根底の部分も、モデルによっては遊んでしまう。こうしたことは、ジョーダンにはあまりない部分ですね。

ナイキ的には、ジョーダンよりも遊べるダンクは、息抜きやガス抜き、という要素も兼ねているのではないかと思います。

実はこの要素は重要であると筆者は考えます。

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