このところ、ナイキの新作投入が非常に静かだった。
オフホワイトもなければ、ジョーダン1もパラパラと登場する程度。
Sacaiとアンダーカバーの各コラボモデルがやや過熱したくらいだ。
なぜ下火期間だったのだろうか。
これまでが異常に人気モデルを投入しすぎていたという見方もあるだろう。
さらにはやたらとこの期間、女性モデルが多く投入されたため、ナイキは戦略的に女性ファンの獲得に走ったともみえる。
さらには、リストック販売の頻度が落ちた。
これは、リストック販売で固めたジョーダン1ウィークの功罪が関係しているともみえる。
なにはともあれ、かなり下火感が強かったナイキだが、このあと、力を入れるのでは無いかと思わせるプロダクトが投入される。
ジョーダン4のクールグレーだ。
ジョーダン4といえば、ジョーダン3などに比肩する人気モデルである。
なかでもグレーという汎用性の高いカラーであり、そのわりに尖った印象も醸すデザインで、これには人気が集中しそうだ。
StockXでは、本稿執筆時点で283ドル。発売にかけてはもう少し値上がりするだろう。加えると、発売してしばらく経てばそれなりの価格に落ち着くはずでもあるが。
いずれにしても、ナイキ祭りの序章かもしれないジョーダン4に注目したい。