1997年にアップルが打ち出した広告スローガン “Think different”。
これにちなんだブランド名で、アップルの関連製品を中心に取り扱うThinking Differentというチームが手がけたのが、ナイキダンクハイをカスタムし、アップルのロゴなどを実装したスニーカーだ。
販売はシンガポールのビンテージスニーカーマニアが手掛けるブランド、フォックストロット ユニフォームと連携した。
筆者はこれをみたときに、世界に名だたるブランドを組み合わせたスニーカーとはどんな着地をしたものなのか、みてみたかった。
カスタムなので、ナイキやアップルが公認しているわけではない。ナイキやアップルが品質を担保する、デザインを担保するものでもない。
しかし、二大ブランドがスニーカーで混ざる時、どうなるのかみてみたかった。
フォックストロットは、スニーカー用のカスタム製品を販売している。
おもにはシューレースだ。
今回の販売方法は、フォックストロットのサイトからだったが、サイトが公開されている時間は三日間ほどで、その間に購入手配を済まさねばならないというものだった。なお、購入しても加工してからの発送なので、4〜6週間かかると、インスタでアナウンスされていた。
筆者は、サイトオープン直後にアクセスした。日本時間で午前1時半だった。
そこからは速やかに購入まで至ったが、スニーカーの価格が日本円で約6万円だった。これには一瞬、躊躇したが、この機会を逃すことの後悔を思えば、買ってから後悔した方が良いと考え、決済した。
同時に、ダンクのミシガンやAJ1ロイヤルように、色褪せた加工がされた、ブルーのシューレースも購入した。
購入のあと、個人の認証のため、IDカードの画像送付を求められた。が、このシステムがうまく動かず、画像を送付しきれなかったのだが、フォックストロットから連絡があり、画像はなくても対応可能とのことでメールが届いた。
最近はスニーカー市場は明らかに落ち着きをみせている。ナイキのダンクの連投でいよいよ市場が疲労してきたのは、以前の記事で指摘した通りだ。
今後はスニーカーをより深めたり、履いていないスニーカーを履く機会づくりとなる、スニーカーのカスタムは一つのポイントになるとみている。その参考としても、エイジング加工したアップル社員用ダンクは注目している。
さて、どんなスニーカーが届くのか、届かないのか…。
続編はまたの機会。