世界的に甚大な影響が出ている新型コロナウイルス。企業が続々と苦境に陥っているが、スニーカー市場も経済とは切り離せない。
スニーカー市場におけるコロナウイルスの影響を考えてみた。
◆スニーカー販売は下火になるのか
まず第一にこれである。消費が減退し、スニーカーを履く外出も制限される。日本以外では屋内でスニーカーを履く機会もあるだろうが…。
さて、コロナウイルスでスニーカー消費は減退するか、の推測としては、それはないといえる。
理由はいくつかあるが、一番は、スニーカーは履くものではなく、集めるものだからだ。スニーカーを履く人はなかなかスニーカーを買わなくなるだろう。しかし集める人は集め続けるはずだ。
◆スニーカーを集める人の稼ぎが落ちる可能性
これは大である。
つまり、スニーカーを買いたいという欲望は消えないが、その原資がなくなり、自粛するひとはかなりいるだろう。
◆結果、コロナでスニーカー市場は縮小するのか
以上を踏まえた結論だが、スニーカー市場は微妙に鈍化するがほぼ例年通りに動くとみている。
ナイキの株価も一時は70ドルまで落ちたが今は80ドル以上を維持している。小売メーカーとしては異例だ。
2020年は五輪がなくなったぶん、ずれ込むはずだが、エアマックス95 ネオンの再発売など、ニュースは引き続き展開されて、さらに二次流通もどんどん整備されるだろう。