ニューバランスの1300は、ニューバランスのフラッグシップ。5年ごとに再販されることでもしられている。
2月22日にその5年ぶり再販があるわけだが、各所ではすでに抽選が締め切られている。
価格も3万円を大きく上回り、消費税増税もあったこの5年ではあるが、かなり強気の設定といえる。
それでも5年ごとに書い直しているファンもいるため、ナイキのスニーカーとは違う層が反応しているわけだ。
が、ここでおかしいことに気づいている読者がいるはず。
そう、1300はじつは昨年も販売されているのだ。
何を隠そう、筆者は昨年発売された1300を購入しており、愛用してきた。
今回発売される1300とは何が違うのか。
◆メイドインUSA
5年ごとの再販では、毎回、メイドインUSAが強調される。
ナイキなどはチャイナやベトナムが多く、生産地の労働力コストが影響している。
そんななかでメイドインUSAはたしかに重要だ。
ただ、昨年の1300もメイドインUSAだった。今回の5年ぶり再販はもちろんUSA。
この部分での違いはなかった。
◆CLSとJP3の違い
これである。
筆者が購入したのは、5年ごとに復刻する1300の、擬似モデルとでもいうべき、クラシック=CLSだった。
つまり、1300を冠していても別物ということになる。
5年ぶり復刻は1300JP3なのだ。
◆履き心地は
筆者は色々なメーカーのスニーカーを所有しているが、時々ふと1300CLSを履くと、やはり履き心地は良い。
テクノロジーというよりは、古き良き技術の延長にある心地良さ。それは最新テクノロジーにも劣らない。
しかし、JP3は履いたことがないため、その比較はできない。
値段はCLSより1万円近くJP3が高いので、明らかな違いがありそうだ。
ちなみに筆者は今回、JP3の抽選に参加し損ねてしまった。