6月29日に突如として発売が予定された、ジョーダン1。
なぜこのタイミングで発売予定となったのだろうか。
苦肉の策であることは、SNKRSの表記でもよくわかる。
ブラック、ホワイト、セイル、ジムレッドと、カラーでの呼称となっているからだ。
ご存知のように、周到に用意されたモデルには特殊な呼称がある。
ジョーダン1ならば尚更で、バネット、ロイヤル、シャドーなどなどだ。
しかし今回のジョーダン1は、カラーを並べただけの名称だ。はっきり言えば、ジョーダン1なのにもったいない、という印象だ。
それでも、ジョーダン1だ。即完売に近いだろう。しかしどうだろう、最近は、ジョーダン1を無駄にブランドとして使ってはいないだろうか。
ブラック×ピンク然りだ。
また、ストレンジャーシングスのシリーズがまさに展開されるわけだが、シリーズとして盛り上がり方に欠ける部分も、ナイキは察知しているのではないか。
もちろん、ストレンジャーシングスシリーズで売れ残りがあるとは思えないが、強烈な引きがあるとも思えない。
ジョーダン1を苦肉の策として投入せざるを得ないナイキの苦悩が透けている。