先日発売になった、自動で靴紐が締まる機能を備えた、ナイキのアダプトBB。前作、ハイパーアダプトは8万円という高価だったため、4万円程度に価格を抑えて発売し、一定の人気を得ている。
アダプトBBはブラックが最初に発売され、その次に展開されたのが今回発売のグレーだ。ナイキのアプリ、SNKRSでは、アダプトBBはあくまでバスケットシューズという立て付けを強調されているが、現在のハイテクの極みである、自動で靴紐が締まるという機能は、ハイテクを極めたい一部のギークにとって大きな魅力になっているだろう。
そこで本サイトでは、ツイッターアカウントでアンケートを実施し、アダプトBBグレーへの参戦率や、勝率を調べてみた。
すると、参戦率はなんと全体の20%以下ということがわかった(あくまで、本サイトのツイッターアカウトフォロワー500強が対象だ)。
なぜここまで参戦率が低いのか。
これはやはり、4万円という価格の問題が大きいだろう。
ただ、アディダスを見ると4万円に迫る価格のモデルは続々投入されているので、フラッグシップや最高峰テクノロジーを搭載したモデルはこのレベルの額になりそうだ。
そして、参戦した20%ほどのユーザーのうち、購入できたというユーザーは20%ほどとなっている。
具体的には、参戦ユーザーが17%のうち購入したのが4%だというのが、本サイトの調べによるところだ。
つまり、在庫数はそもそも少ないが、購入希望者もそんなに多くなかったということが言えそうである。
ちなみに、先日発売になったナイキ×sacaiのコラボは、参戦者のうち30%ほどが購入に至っているようだ。
さらに、ナイキSB×ジョーダン1の LA to Chicagoや NYC to Parisは、参戦者のうち、購入者は20%ほどなので、アダプトBBもそうした倍率に準じているように見える。
ここまで数字を見ると、おおよそナイキの人気モデルは、参戦者のうちの勝率は20〜30%になりそうだ。
一部の在庫が薄いモデルはもっと倍率が高くなるし、場合によっては倍率がゆるくなるものもあるので、一概には言えないが、ナイキは勝率20〜30%を目指して設定しているように見える。
ナイキの販売戦略の緻密さがわかるだろう。
まだ本サイトのツイッターアカウントをフォローしていない方は、ぜひ以下からフォローして、アンケートなどに参加してもらいたい。