日本のスニーカーコレクターにとって、メルカリはどのような場なのだろうか。
一般コレクターにとっては転売サイト。転売屋の売り上げ元だろうか。
いや転売事業者はもっと大きく、テクノロジカルに事業を展開しているだろうか。
はたまた楽天などもその温床かもしれない。
ここでは転売事業者が個人か法人か、で分けて考えることは意味を成さない。
メルカリを購入の場とした場合、敗者復活の場でもある。
ナイキ、エアマックス95ネオンイエローの、現状のメルカリ相場は4万円程度。AJ1つま赤も、3〜4万円だがこちらはサイズが少なくなっている模様だ。
オンライン購入競争が激化し、いわゆるプロがbotなどで買い漁るいま、メーカーと転売事業者のテクノロジー合戦が続き、そして消費者が余計に搾取される構図もある。
しかし、需要と供給のアンバランスさが、ブランドを生む意味では、メーカー側が作為的にアンバランスを作る戦略があって当然である。
この間を縫って存在感を増すメルカリ、転売事業者。この全体像では、どのプレイヤーもゲームを楽しんでいるということだろう。
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