ナイキのローカット戦略が功を奏していると言える理由

解説

この夏、ナイキはローカットモデルを前面に押し出してきた。

ジョーダン1とSBのコラボや、ストレンジャーシングスシリーズ、アンダーカバーコラボのデイブレイクなどがそれである。

季節柄、というのはあるだろう。

夏に、ファッションとしてハイカットのスニーカーを購入するのは一部のコアなファンが行う行為であって、一般的なスニーカー購入層は、ローカットを好むだろう。

ファッションというキーワードで考えた時、足首をだすスタイルが定着してきたことは、ローカットのスニーカーが売れるようになる土壌としては意外にも重要と言えそうだ。

当サイトにも、この休み中にいくつか問い合わせがあったのだが、そのほとんどがローカットモデルに関するものである。

さらに、内容としては、SNKRSでの買いにくさ、接続すらできない、という類のものであり、つまりこのような問い合わせをしてくる読者は、SNKRS利用でいうと初心者である可能性は高い。

スニーカーの入り口が、ローカットになっており、それはファッション全体からすると、季節柄もあり、足首をだすパンツとの連動性もある、というのが思いの外、重要な要素であることは、問い合わせの多さが証明していると言えそうだ。

ちなみに、SNKRSでの買いにくさという点で、問い合わせをいただいたユーザーの方々にお伝えするとすれば、ナイキのSNKRSは、理不尽なことが非常に起きやすいアプリであることを認識していただきたいと思う。

その上で、買える時は、非常にあっさりと買える。買えない時は、粘ってもまったく買えない。

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