ジョーダン1ダブルストラップが、ナイキvsカニエ・ウェストの象徴だといえる理由

解説

9月15日に発売になる、イージーブースト700。イージーブーストといえば、アディダスの大ヒットモデルだが、このデザインを手がけるのは、ラッパーでもあるカニエ・ウェストだ。

カニエ・ウェストは、アディダスのイージーブーストをデザインする以前、ナイキでシューズのデザインを手がけていた。

ナイキ エアイージーがそれである。

エアイージー2

このデザインを見て、現行のナイキから似たようなデザインのスニーカーが展開されていることに気づいているひとは、少なくないだろう。

ジョーダン1ダブルストラップ

名前の通り、ストラップは二つに増えたが、デザインの源流はイージーにあるとみても、悪くはないだろう。

ジョーダン1にストラップを用意したのが、その本気度を語っている。

カニエ・ウェストとナイキは、デザインフィーで折り合わず、契約を解除。カニエ・ウェストはその後、アディダスからイージーブーストを展開し、大ヒットモデルとしたのだが、アディダスから最初に出た、イージーがまたストラップ路線なのだった。

イージー750

イージー750はいまや伝説的なモデルだが、爆発的なヒットをしているのは、イージーブースト350であり、750から350に引き継がれたのは、ソールのイメージとアッパーの素材感。

イージーブースト350V2ゼブラ

それまでイージーがこだわってきた、ストラップを捨てた350がヒットしたのは、なんともデザインやファッション界の難しさを物語っている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました