アディダスが、コラボし大人気スニーカーとなっているイージーブースト。
ここでは改めて、イージーブーストのストーリーを解説します。
◆アディダスとカニエ・ウェストのコラボ
2015年2月、アディダスオリジナルスとカニエ・ウェストのコラボにより、ニューヨークで発表されました。
◆カニエ・ウェストとは
1977年アメリカ生まれのヒップホップMC、デザイナー、音楽プロデューサーなどの肩書きがあります。
音楽アーティストとしては、その楽曲だけでなく、表現手法や人脈なども含め、話題に欠ない人物ですが、下積み時代もそれなりにあったようです。
◆オフホワイトのデザイナー、ヴァージル・アブローとカニエ・ウェストの関係
ちなみに、ナイキとコラボが人気のオフホワイトのデザイナー、ヴァージル・アブローは、カニエ・ウェストのクリエイティブディレクターとして頭角を現しました。
つまりイージーとオフホワイトのルーツは、カニエとヴァージルでつながっているのですね。
イージーはアディダス、オフホワイトはナイキと、コラボ関係は二分しましたが、実はナイキとイージーにもかつて関係がありました。
◆ナイキ エアイージー1
2000年代後半から展開されました。
こちらのブラックは、転売価格が1000万円を超えるといった話題まで産みました。
◆ナイキ エアイージー2
2014年2月、ナイキはカニエ・ウェストと最後のコラボスニーカーを展開。それがこのエアイージー2です。
カニエは、アディダスとの契約以前に、ナイキと契約していましたが、デザイン手数料で折り合わず、アディダスとの契約に至ったのです。
ナイキは、ジョーダンシリーズでマイケル・ジョーダンと契約し、売り上げか利益かは不明ですが、5%の手数料を支払っているそう。しかしイージーに関しては、デザイン手数料をナイキが支払いませんでした。理由はイージーはデザイナーであり、ジョーダンはプロアスリート。その違いだということですが果たして。
いずれにしても結果、ナイキとイージーは袂を分けました。
そんな背景もあり、アディダスがイージーとコラボに至ります。
◆イージー750
そしてアディダスから登場したのがイージー750ブーストです。
形はエアイージー2を彷彿とさせるブーツカットです。
◆イージーブースト350
2015年6月に展開されました。
はじめはベージュ、そしてブラックなどとカラーが増えて行きました。
さらにイージーブースト350V2として、豊富なバリエーションで展開。ゼブラなどが希少で転売価格が高騰しています。
◆イージー500
そしてイージー500。こちらのデザインも物議はありましたが、そんなデザインこそ、イージーなのかもしれません。
◆まもなく発売イージー700
アディダスが今回、抽選方式をとるイージー700。
果たしてどれほどの人気になるのか。
注目です。
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