ナイキのアプリから、本日9時にエアマックス95イエローが発売された。
正確には、再販である。今からひと月まえに、一度発売されたものが改めて発売された。
エアマックス95イエローといえば、当時はエアマックス狩りなる社会現象まで引き起こしたモンスタープロダクトである。
今回の再販は、ひと月前に比べて、アプリからのみ買えるという縛りがあった。ちなみにひと月まえは、アプリはなかった。
このことから、再販できる数は極端に在庫が少なかったにも関わらず、アプリのダウンロードを目的にエアマックス95を再販した、と見られても仕方ない。
さらに推測するに、アプリのローンチが予定より遅れたとみると、今回のエアマックス95のある種無理矢理感のある再販が行われたことも、納得できる。
そして、アプリのダウンロードを促す無理矢理の人気プロダクト再販は、消費者には残念ながら不信感を醸成してしまう。
在庫が少なく、購入が難しいにも関わらず、アプリのダウンロードだけさせた、と。
受給のアンバランスを巧みに利用するのがブランド戦略の根幹だ。消費者はプレ値がつくプロダクトを正規購入するゲームを楽しんでいる。
このゲームを壊す可能性はかねてから、転売事業者の存在で明らかだ。
アプリがプロの転売事業者にハックされているとしたら、ゲームはフェアではない。
それに消費者の多くが気づき、熱狂が冷めないことを祈らずにいられない。
ebayではエアマックス95イエローが4万円ほどで買える
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