春なのにオフホワイト×ナイキの新モデルが一服しているのはなぜか

解説

春、そろそろ新生活が始まる方々も多いだろう。

暖かくなると、履きたいスニーカーの色味も変わってくるのは不思議なものだ。

やはりブラック系からホワイト系に、暖かくなるにつれて色味もシフトする。

加えて当然ながら新しいスニーカーを履いて、新しい生活に向かうというのも気持ちの良いものである。

とにかく、春はスニーカー(だけでなく服装も)を変化させ、気分を変えて行きたい時期だ。

そんな時期にナイキがお得意とするオフホワイトコラボシリーズが一服しているというのは非常に気になるところだ。

これだけの人気シリーズであるため、出せば即完売は確定なのだがこの春に、新しいモデルが出てくる気配がない。

その理由はいくつかあるだろう。

■オフホワイトモデルのデザインが間に合わないのではないか

デザインが間に合わない、というのは致命的であるが、中途半端なデザインで、オフホワイトコラボが成立するとも思えない。

オフホワイトコラボはその1足1足が、特徴的なデザインだからこそ、熱狂を生んでいる。

つまりは量産疲れは確実にあるだろう。

◾️オフホワイト頼みになっていることを危惧

ナイキが単体で展開し、大爆発の人気モデルがなかなかでていない。

ヴェイパーマックスがその可能性を秘めながら、2019にモデルチェンジし、可能性が可能性のまま、終わろうとしているのは象徴的だ。

これはナイキにとって、死活問題。

オフホワイトの連発が、皮肉にもナイキブランドを伸び悩ませている。

大まかに言って、上記2つの理由が大きいだろう。

SNKRS1周年も、リストック販売がゲリラ的に行われたが、そもそも在庫が少なく、リストック販売の勝者に比べ、敗者が多すぎるため、過熱感の冷えは、加速していく。

アディダスがイージー350V2を、豊富な在庫として展開するのがナイキの逆をいく、象徴的な取り組みだが、ブランドコントロールの難しさをまざまざと見せつけられる事象である。

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