イージーブースト350V2セサミ、1週間履いてみてわかった完成度

解説

筆者は、先日アディダスから発売になったイージーブースト350V2セサミを購入した。

購入にあたってはまずアディダスのオンライン抽選でめでたく当選、その後、アディダスオンライン発売で、オンライン購入できたため、抽選の当選分はスルーした。

つまり、二足手に入れられそうだったが一足にとどめた。

これは本サイトアンケートでもわかったが、購入希望の9割は手に入れられる状態、というものを体感した次第だ。

さて本稿の本題は、イージーブースト350V2セサミの、履き心地評価だ。とにかく率直に意見したい。

まず前提だが、筆者は日常的にスニーカーを履いている。最近はナイキが多く、ジョーダン1シャドー、オフホワイトコラボのヴェイパーマックスブラック。それらと同じか、一番頻繁に履いているもう一足が、ニューバランスの1300だ。

そうした日常的使いのなかに、今回イージーブーストを取り込んで1週間履いてみた。

・ふわふわ

たしかにアディダスのブーストソールはふわふわだ。ブーストソール初体験だとそのふわふわ感は際立つ。

スニーカー仲間から以前、ウルトラブーストの履き心地がふわふわだとは聞いていたが、ここまでとは思わなかった。いわば、軽い絨毯の上を歩いている感覚だ。

・靴紐の処理には困る

大体のスニーカーがそうだが、靴紐の処理は困る。とくに結び目だ。イージーブーストもそうで、靴紐の結び目の処理には困る。

これまでもいくつかの処理を試したが、甲のところで蝶々結びをするのがやはり王道である。履いていて最も違和感がない。

イージーブーストでもその形で対応した。

・足の甲に靴紐が当たる

靴紐関連でもう一つある。筆者は足の甲が他人より高い。その前提ではあるが、イージーブーストはアッパーが薄く柔軟だ。それが特徴ではあるのだが、靴紐がそのアッパーを縫う形でクロスしている。

イージーブーストの靴紐は、肉厚の太めであるため、アッパーがフィットしている一方で靴紐が足の甲にあたるのだ。

じつはこれは個人的にはかなりの問題で、あたりが強いため、甲が常に痛いという事態が3日くらい続いた。

時間が経つにつれ、靴が足になじみ、ことなきを得たが当初は不快ではあった。

・汚れに弱い

イージーブーストは、基本的に都会で綺麗に履くスニーカーだ。タフな履きかたは想定されていないことは、アッパーの強度からも明らかだ。

そんななか、筆者が困ったのは満員電車だ。車内でスニーカーを踏まれ、汚れたわけだが、革靴で踏まれたため、砂埃とは違うしつこい汚れになってしまった。

さすがにおろしてから2日目くらいのできごとだったため、所有するスニーカー用のクレンジングをかけた。

筆者は基本的に、どんなに高価なスニーカーでも履き潰すことを信条にしている。が、今回は経年劣化とは違う汚れのため対応せずにはいられなかった。

ヴェイパーマックスもそうだが、ニットアッパーの汚れ耐性は低いのは仕方ない。履き心地とトレードオフだ。もしニットアッパーのフィット感とタフさを兼ね備えたスニーカーが登場したら相当なものだろう。

ヴェイパーマックスはそのあたりに力点を置いているようにも見える。

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